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「2024年新年のご挨拶」

2024.01.15
お知らせ
1月も半ばとなりましたが改めまして、明けましておめでとうございます。ワイ・ディ・シーの代表、田中剛です。
2024年は、我々のPurpose「日本の製造業との共創によりサステナブルな社会を実現する。
~日本の製造業とバリューチェーンに対する価値を最大化します~」を機動的に実行する大きな年となります。
今年も何卒よろしくお願いいたします!


「2023年はDXの理解が進んだ一年」〜約200名の製造業経営者との対話を通じて〜

昨年も様々な方とお会いする機会に恵まれ、製造業の役員以上の方だけ見ても200名近くの方と、これからの製造業について様々な議論をさせていただきました。 これまではキーワードが先行し、「そもそもDXとはなにか?」「なにからはじめればいいのか?」といった相談が多くありましたが、昨年はそれぞれの企業で取り組みが進められ、課題が明確となり、漠然とした計画が具体的な活動に落とし込まれた企業が非常に増えたという印象を持っています。

一方、この活動には企業による差が大きいとも感じています。その差は“今”の利益を考えるか“次の時代”の利益を考えるかによって生まれる部分が大きくあります。私は、目指すべきは非連続な成長曲線であり、既存事業の継続やコスト削減だけでなく、常に新しい挑戦・新しい価値の創出への取り組み・投資無くして、事業・企業としての成長はあり得ない。と考えています。

特に日本人は行動が正しいかどうかを気にする人が多いですが、今あるものの改善に100%を求めることはできても、新しい価値の創出に100%などあり得ません。
正しいものをはじめから出すことよりもまずスピードを重視してアイデアを市場に出し、アジャイル的にユーザーの声を反映しながらより質を高めていくという発想の転換が求められています。
世界は本当にスピードが速い。


「Sustainable Future Leadership コンソーシアム」

昨年の11月にフューチャーと早稲田大学が連携し「Sustainable Future Leadership コンソーシアム」を設立しました。世界的にカーボンニュートラルを実現する動きが進められています。ただ、「環境のため」だけでは企業は成り立ちません。環境への対応だけでなくきちんと企業が非財務価値を認められ、持続的に存続できる利益に結び付けるよう、1企業単独ではなく、業界やサプライチェーン全体での仕組みづくりを議論しています。

特徴として、そこではあえて役員以上の方はバックアップに回ってもらい次世代を担う若者を中心に集まり、様々な視点からいい意味でたたき合う場を設置しています。次ステップとしては学生にも入っていただき、参画企業の皆様とともに産学連携で次世代のサステナビリティ経営モデルやエコシステムを共創し、環境・社会課題の解決に取り組んでいます。


過去の延長・継続だけでは生き残れない。

昨年は、これまでのビジネスモデルの変更要否の判断を率先して行い、手をつけづらい”事業をやめること“も聖域なく行ってまいりました。
「継続は力なり」という言葉もありますが、これは同じことをやり続けることではありません。事業を継続させていくにはモデルチェンジを行うことが必要でそれが生き残る唯一の方法です。

ホームページに公開しましたが、YDCは2025年1月に新しい名前に変わります。
現在、全社員参加型プロジェクトで社内公募を進めているところです。
YDCの意味づけが変わるか?社名そのものが変わるか?
どちらにしても我々も変化します。

そういった変革の意識を社員にも共感してもらいながら、Purposeの実現に向け今年も日本の製造業とバリューチェーンに対する価値を最大化する取り組みを社員一丸となって進めて参ります。


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