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YDCを知る

譲れない想いで、
想像を超える未来を

代表取締役社長 田中 剛

製造業をはじめとした多くの企業に寄り添い、蓄積したビジネスの知見。そして、組織を変革へと導く実行力と高度なテクノロジー。それがYDCの強みです。我々の使命は、それらの強みを駆使して、日本企業の変革を支援すること。そして、この国の未来をつくることです。

今、日本企業は大きな変革期を迎えています。DXというワードも頻繁に耳にするようになりました。しかし、我々の目指すDXは、単なる効率化に留まるものではありません。「これまでに想像もできなかった未来を実現すること」です。たとえば、「好きなクルマをプレゼントするよ」と言われたとします。すると「エコカーにしよう」「家族で楽しめるクルマにしよう」といったように、自らの要望を明確に思い浮かべることができるはずです。しかし、「好きなプライベートジェットをあげる」と言われた時に、どんなものが欲しいかを挙げられる人は、ほぼいないのではないでしょうか。企業のDXも同じです。想像もできない未来をお客さまと考え、議論し、組織全体に定着するまでご支援する。その仕事はきわめて困難で、面白いものだと言えるでしょう。

私は常々、メンバーたちに「成長曲線は、非連続なS字曲線だ」と伝えています。それは、人財だけでなく、企業にとっても同じことです。劇的に変化を続ける社会では、今日は正解だったものが、明日には不正解になることもあります。不変の価値などない。だからこそ、過去の常識や慣習に縛られず、新たな自分になることが重要です。実際に、今なお飛躍を続ける企業は、過去の栄光にすがることなく、危機感をもって、新たな提供価値を創造しています。では、その変革を実現へと導く私たちがどうあるべきか。その答えは言うまでもありません。私たち自身の事業内容や扱うプロジェクトは、劇的に変化し続けています。だからこそ、我々は、目には見えない「非認知能力」を備えた人財を心待ちにしているのです。可視化できる学力ではなく、「突破する」「行動力にあふれている」といった本質的な力は、変化に対応し、自らを変革・成長させていく基礎となるもの。このチームで活躍するメンバーたちも、そうした「非認知能力」を起点に、確かな知識・技術を磨き続けています。

YDCは、それぞれに強みを持った人財が連携し、時にぶつかり、チームで大きな価値を生み出している集団です。そして、すべてのメンバーが成果を上げた人を妬むことなく、その挑戦と成果に惜しみない拍手を送ります。この素晴らしい風土をさらに進化させていくために、私は一人ひとりの「心理的安全性」を守り、誰もが挑戦と成長を続けていける会社をつくっていこうと考えています。「こんなことを言ったら、まずいのではないか」「失敗したら、叱られるのではないか」。いつだって、不安と恐れは挑戦と成長を阻害します。そして、そこで挑戦をあきらめてしまえば、その人のキャリアには大きな後悔が残ることになるでしょう。私自身、これまでに数多の挑戦と失敗を繰り返してきました。けれど、今、振り返ってみると、その失敗のすべてが貴重な学びの経験となっていることに気づきます。自らのキャリアに一片の後悔もない。自信を持ってそう言えることは、とても幸せなことだと思うのです。

「あらゆる挑戦に失敗という概念は存在しない。すべては経験である」。それが、私から皆さんへのメッセージです。これから入社してくる若き才能たちには、常に新しいことに挑戦し、それぞれが望む成長を遂げていってほしいと思います。私は社長を務めていますが、これは、その役割に適した能力があるだけのこと。決して、偉いわけではありません。私は、その役割に適正な能力を備えているならば、どれほど若くても責任と裁量を与えます。実際に、6つの階級を飛び越えた抜擢人事も行ったほど。挑戦と成長を望む人にとっては、これ以上ない環境であることは間違いありません。もし、皆さんに自分だけの夢が、譲れない想いがあるのなら。共に日本企業の変革を成し遂げ、想像もできない未来を実現していきましょう。

社長 Q&A

  • 休日は何をしていますか?

    休日に限らずですが、趣味の料理を愉しんでいます。とくに自信があるのは、私の好物でもある「麻婆豆腐」。自分で言うのも何ですが、旨くて辛い、本格派のものをつくります。中国産の調味料やスパイスを買ってきて、中華鍋を振るう瞬間が何よりのリフレッシュになっています。

  • 田中さんの夢を教えてください!

    校長先生になることです。偏差値だけにとらわれず、非認知能力を高める教育によって、一人でも多く社会で活躍できる子どもたちを送り出したいと思っています。日本という国が強くなければ、人財が輝く場所もありません。今の仕事は、その夢につながる最高の道だと思っています。