Message

YDCを知る

世界のどこにもない、
唯一無二の
仕事をしよう

執行役員 コラボレーティブパートナー領域管掌
上野 拓人

Leaders Message

共動創発は、
時代に求められている 

大手会計系のコンサルティング会社でさまざまなクライアントを担当していた私が、製造業に特化する道を選んだ理由。それは、ものづくりの変革を通じて、この国の未来をつくりたいと考えたからです。⽇本は資源を持たない国であり、さらなる発展と成長を遂げるためには、外貨を稼ぐことが必要不可欠となります。そして、その原動力となるのが製造業です。絶えず変化を続け、正解のないVUCA(※1)の時代において、製造業は自らを変革し、イノベーションを起こすことが求められています。私たちの存在意義は、さらに高まっていると言っていいでしょう。

製造業のお客様が持つ強みを踏まえ、共に改革を推進し、共に効果を創出し、継続的な企業の成長に対する動力となる。それが、私たち共動創発が掲げるビジョンです。その原点は、大手電機メーカーである横河電機の改革を内部から共に推進し続けている経験にあります。クライアント企業の一員として、さまざまな情報を共有した上で、あるべき姿を実現するために価値創造にコミットする。そして、改革が定着するまでを泥臭く支援する。真の変革とは、共に考え、動き、歩み続けることでしかなし得ません。その価値は、ベンダーと呼ばれるような外部パートナーの立場では決して実現することのできないものなのです。

互いを理解し、尊重し合う
プロフェッショナルたち

世の中には、多くのコンサルティングファームが存在しています。そして、私たちと同じく製造業に特化した企業もいくつもあります。しかし、私たちのコンサルティングは他社のそれとは一線を画すものです。SCM(※2)を中心に「効率」や「コスト削減」を実現する改善活動ではなく、「その企業が強みとしている技術情報をどのように活用すべきか?」を軸に、価値創造につながる本質的な変革を提案し、その具現化・定着までを支援する。きわめて難易度の高い、「真の改革」を支援しているのです。

だからこそ、共動創発事業本部には多様なプロフェッショナルが集っています。どのような製造業の課題にも果敢にチャレンジする人、製造業・設計開発を知り尽くした人、テクノロジーに確かな強みを持つ人、システム開発に精通した人、そうしたすべてのメンバーが、ひとつずつ知見を増やしながら、お客様のためにできることを、皆で協力しながらやり遂げていくのです。チームの根底には常に「相互理解」「相互尊重」の精神があります。自らの変化を許容し、他者の指摘を受容して、自分の行動を変えていく。過去の成功にとらわれず、その時の最適解を徹底的に追及する。自身の価値を常に客観的に見つめ、陳腐化させず、自ら学ぶ姿勢を忘れない。こうした風土が醸成されているからこそ、共動創発は絶えず進化を続けることができているのです。それぞれの経験や特性を最大限に活かしながら、お客様に感動という付加価値を提供する。その仕事を通じて、私自身も多くの刺激と成長を得ることができています。

その挑戦を全力で支えていく

日本製造業の変革を支援する重大な使命を担い、未来図を描くだけでなく価値を具現化する。そして、それぞれに強みを持つプロフェッショナルと力を合わせ、挑戦と成長を重ねていく。私たちの仕事は、コンサルティングという概念では収まらないほど、濃密なものだと言えます。就職活動を行う学生の皆さんはどこに行っても、共動創発のような仕事には出会えないでしょうし、キャリア入社してくる皆さんの誰もがキャリアチェンジを経験することになります。

そんな唯一無二の存在意義を持っているからこそ、新たな価値を創造していく仕事を担うからこそ、私たちは「向上心とチームワーク」「あきらめない心」「挑戦意欲」を持つ人財を常に求めています。もし、皆さんが私たちの想いに共感し、挑戦と成長を望むのであれば、私たちはそれを全力で受け止め、支えていくことを誓います。何事にも臆することなく、恐れることなく、自らの意志を発信し、挑戦していってください。若いうちの経験は、その時には「失敗」と思うかもしれませんが、すべてが学びとなり、その後に活かされていきます。そして、その経験はクライアントに、ひいてはこの国に、新たな付加価値をもたらすことにつながっていくことになるのです。挑戦と成長を志す人財にとって、YDCは最高の環境です。このフィールドで、製造業を変革する唯一無二の難題に挑み、あなたが望む成長とキャリアを手に入れてください。

※1:VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字をつなぎ合わせた言葉です。これら四つの要因により、現在の社会経済環境が極めて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表します。
※2:SCM(サプライチェーン・マネジメント)とは、「原材料・部品調達 → 生産 → 物流・流通 → 販売」という一連のプロセスの連鎖のことを指す。供給業者から最終消費者までの業界の流れを統合的に見直し、プロセス全体の効率化と最適化を実現するための経営管理手法。