
YDC SONAR とは?
製造現場のデータ活用を
支える「YDC SONAR」
IoTやAI、ビッグデータが話題を呼んでいます。特に製造現場においては、各種センサー機器の性能向上や通信技術の発達により、多種多様なセンサーデータが大量に発生しています。これらの膨大かつ多様なデータから潜在情報を抽出・融合し、AIの処理機能を行うことで「予知・予測結果」を再び現実世界にフィードバックするCPS(サイバー・フィジカル・システム)の仕組みが必要とされています。

- 多種多様な大量データの迅速な処理が可能
- ドラッグ&ドロップなど簡単操作でユーザーの思考を妨げません
- テンプレートを使って情報の抽出や分析方法を横展開しやすい
- AI連携機能を搭載し、様々な予測モデルを使って品質予測が可能に
製造工程のプロセス管理・異常監視
YDC SONAR SPC Option
SPC(Statistical Process Control) は製造工程における品質に関するデータを収集し、統計的手法により問題の検出とその問題の対処を行うことで製品品質及び製造品質を保つ管理手法の 1 つです。SPC Option は自動で測定データから異常を検出し、異常発生時にはメールを送信するなど工程での突発性異常や傾向異常を見つけ出し「悪品を後ろに流さない」工程を実現します。

日報/月報レポートを自動作成。WEBレポート配信まで活用の場を拡大。
YDC SONAR WEB BATCH Option
「YDC SONAR WEB BATCH Option」とは、データ収集、日報・月報等のレポート作成などを強力に支援する定型業務支援機能です。多くの工数を必要とした、データ収集・データ加工・Webレポート作成は自動実行機能で最小限の手間と時間で定型業務を効率化することができます。 表やグラフをレポートとしてデザインし、日報や週報を設定した検索条件で定期的に自動でレポートの作成が可能となります。計上されるデータを日々自動で集計し、集計結果のレポートをWebで確認することができ、日々の進捗状況や月次レポートに作成などが簡単にできるようになります。

資料DL&お問い合わせ
YDC SONARの製品カタログPDFとホワイトペーパーをダウンロードいただけます。
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YDC SONAR Version7.0
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製造現場のデータ処理とAI活用に変革をもたらす ワンストップのトータル基盤&コンサルサービスとは
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AI(人工知能)は「作って終わり」ではなく、その後の運用次第で成否が決まるといっても過言ではない
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AIのインライン化で生産ラインを強化し、システム構築と運用を成功させるには
Point
01
製造データの収集・蓄積・分析まですべてを兼ね備えた製造データ活用基盤
各種データを収集しても、すぐに活用・分析に使えるとは限らず、何らかの加工や整理、分類、抽出といった処理が必要なデータ見える化までの前処理時間を大幅に削減できます。
YDC SONARには以下の3つの特徴があります。

YDC SONARではプログラミングをすることなく、ドラッグ&ドロップのマウス操作のみで複雑なデータの前処理が簡単にできることが大きな特徴になります。たとえば、データソースとしてセンサデータや進捗履歴、検査実績などの各種製造データを取り込んでおき、異なる複数のデータを時刻や温度といった共通要素で紐づけて統合したり、必要な情報を抽出・集計したりするなどの処理を画面操作のみでできます。従来、データ分析の過程で80%割いていた前処理作業を10%以下に大幅削減した事例も多くあります。

製造データの収集・蓄積・分析まですべてを兼ね備えた製造データ活用基盤
→日々変化する製造情報に柔軟に対応
→大量データを高速処理、且つ様々な角度で利用可能
Point
02
ノンプログラミングでAIによる学習・データ予測機能を搭載
第7世代のYDC SONARでは、AI開発で一般的に開発言語とされるPythonの知識が無くても、 プログラムレスで機械学習による予想モデルを作成でき、 作成した予測モデルは更新履歴なども含めて保存・呼び出しが可能になります。 機械学習や深層学習といったAI機能を利用して、 温度や圧力などの各条件に応じた加工結果を過去のデータに基づき判断・予測することによって、 装置異常や品質不具合が発生する前に対処が可能となり、 その結果、生産性向上・品質向上およびコストの大幅な削減が期待できます。 Pythonの技術者向けに、プログラミングによる予測モデル開発にも対応しています。 また、AI活用では、判断の根拠を論理的に説明できないブラックボックス化が課題視されているため、 XA(I Explainable AI:説明可能なAI)が搭載されていることも大きな特長の一つです。

Point
03
エッジデバイスの進化を巡る製造業の新たな課題への対応
YDC SONARには、データ紐づけの他にも製造業特有の問題である、外れ値を除外する機能や標準化など、「データ前処理」を簡単に実行するための機能が豊富に搭載されています。
エッジデバイスの進化により、製造現場でも容易でかつ高速にデータ収集が行えるようになりました。その為、収集されたデータ量は膨大になり、1日分のデータが100万レコードを超えてしまうこともあります。YDC SONAR には、超高速グラフ描画機能「Fastグラフ」も備えています。製造現場で発生する大量のデータを「Fastグラフ」を用いてストレスなく活用すると共に、一般的なBIツールでは見ることのできなかった、データ推移や装置の異常を捉えることに活用していただけます。

製造業の企業様を中心にさまざまな業種のお客様に導入していただいています。


活用シーン
IoTやAIを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)に
対応し、製造現場の“データ活用”をより一歩先の未来へ


CPS(Cyber Physical System)
- 現実世界とサイバー空間をつなぐ -
- 設備故障予測による制御
- 溶接組立におけるズレ量の原因解析
- 品質不良・品質のばらつきの要因調査
- 複数拠点間の品質統合管理
- 市場クレーム原因分析の迅速化
- 品質不良の要因調査
- 生産状況の把握・金型管理(データ収集)
- 製品疵予測による品質向上
- 半導体・液晶デバイスの歩留り改善
データ利活用にまつわる様々な課題にフォーカス
トライアル
製造現場での活用方法は多岐に渡るため、想定する機能が搭載されているか? 操作性や運用面がフィットするか? などを導入前に評価する事が重要です。 トライアル期間中は、専門のスタッフより操作方法についてはもちろん、お困りの業務や利用目的に応じた機能活用等もアドバイスいたします。 「導入したいが使いこなせるか?」「自社の運用にマッチするか?」など不安をお持ちの方は、 ぜひ「YDC SONAR トライアル サービス」をお試しください。
※お客様の業種・業態によっては、ご利用をお断りする場合がございます。ま た、本トライアルサービスでは、性能ベンチマーク目的での検証はできません。
※本サービスは法人でご利用いただくお客様が対象となります。また、1法人につき1件までとさせていただきます。


活用サポート
トレーニング

YDC SONAR導入ユーザー向けの操作教育プログラム
フェーズに合わせた支援と運用ノウハウを提供します。
コース名
内容
YDC SONAR概説【3時間】
※オンサイト開催
YDC SONARの全体像を知る講座です。
YDC SONARおよびオプション製品群の概要や特徴など、お客様のニーズに合致する製品がどれかを知ることができます。
あわせて製品導入事例の解説も行います。
YDC SONAR Client解説【5時間】
※オンサイト開催
YDC SONAR Clientの機能や操作方法について、デモンストレーションを行います。YDC SONAR Clientの機能をあまりご存知なく、操作に少し抵抗感のある方を対象に分かりやすく解説します。
YDC SONAR Option機能解説
-WEB・Batch Option
-SPC Option
-ETL Option
Coming Soon
コース名
YDC SONAR概説【3時間】
※オンサイト開催
YDC SONARの全体像を知る講座です。
YDC SONARおよびオプション製品群の概要や特徴など、お客様のニーズに合致する製品がどれかを知ることができます。
あわせて製品導入事例の解説も行います。
YDC SONAR Client解説【5時間】
※オンサイト開催
YDC SONAR Clientの機能や操作方法について、デモンストレーションを行います。YDC SONAR Clientの機能をあまりご存知なく、操作に少し抵抗感のある方を対象に分かりやすく解説します。
YDC SONAR Option機能解説
-WEB・Batch Option
-SPC Option
-ETL Option
Coming Soon

製造業向けAI人材育成プログラム
AIの特性を理解した上で現実的な視点から、AIの活用アイデア出しや自社業務への適用
を企画するところまでの一連の作業をご体験いただけます。
コース名
数値予測系 【座学6時間、演習6時間】
※オンサイト開催
画像認識系 【座学6時間、演習6時間】
※オンサイト開催
内容
AIの仕組みを理解し、AIで課題を解決できる人材教育を提供します。
機械学習のハンズオン演習およびAI活用アイデア構築演習を用いての実践形式になります。
入門編
AIの仕組みや具体的な事例を知ることを目的としています。AIがどのようなものであるか分かるようになります。
ハンズオン
AI利用の一連の流れを体験することを目的としています。AIの仕組みを理解し、AIの一部を活用できるようになります。
演習
AIと課題解決を結びつける経験をすることを目的としています。AIの使い道を考えることができるようになります。
※講習時間は目安であり、実習を通じて基礎知識の習得を行います。
※各コース内容は予告無く変更されることがございます。