ワイ・ディ・シーの対応に対する評価をお聞かせください。
ワイ・ディ・シーのおかげで、予定通りのスケジュールで新グループEDIをリリースできました。スケジュールに関しては、利用会社や取引先にリリース日を通知していることもあり、遅れは許されませんでした。この点は現場で作業をした私たちだけでなく、上司も高く評価しています。
その要因として、ワイ・ディ・シーの「経験、ノウハウ、技術力の高さ」という部分はもちろんですが、同時に「コミュニケーションがスムーズ」だったという点が大きく貢献していると捉えています。
また、VIGIEによって「運用管理負荷が軽減され、運用の非属人化」にもつながっている点も評価しています。
では、「経験、ノウハウ、技術力の高さ」について詳しく教えてください。
これまでの経験やワイ・ディ・シーならではのノウハウがベースとなっていると思うのですが、必要となる作業を先回りして確認し、対応していただいたので、作業工程が明確で工数や手間のかかる作業も慌てずに対応できました。
たとえばファイアウォールの置き換えに関して、検証機を実環境に持ち込んで事前検証をしていただきました。アプリケーションの稼働確認は、常駐していただいたシステムエンジニアに、パターンの洗い出しやテストケースの策定をしていただきました。システム構成の変更に対する影響範囲を詳細に調査していただいたので、移行作業のときには安心して作業を実施できました。
また、特に通信テストに関しては、利用会社や取引先に負担や迷惑をおかけしないよう、すべての通信環境を用意して通信テストを実施してくれました。サーバ側の通信環境やネットワーク機器が新しくなっている中で、それ相応の準備をしていたからこそ、このように手間と時間がかかる作業も予定通り完了できたと思っています。
「コミュニケーションがスムーズ」について詳しく教えてください。
ワイ・ディ・シーの担当者は、営業担当者もシステムエンジニアも相談がしやすく、迅速かつわかりやすく答えを返してくれました。さらに、指示待ちの姿勢ではなく、積極的に必要な作業を明示してくれたり、行動に移してくれたりしました。私たちが判断するべきことや作業しなければならないことが明確だったので、プロジェクトが停滞することなく、スムーズに進行できたと思っています。
また、システムエンジニアが常駐してくれたことで、気軽に相談ができ、疑問点にも即座に答えていただけました。会議は、設計レビューなどの重要性の高い会議は対面式で行いましたが、定例会議などは基本的にWeb会議で行いました。多少聞き取りにくい場面もありましたが、常駐エンジニアが会議に参加して仲介するなどの工夫があり、効率的なコミュニケーションが取れました。
VIGIEによる「運用管理負荷が軽減と運用の非属人化」について詳しく教えてください。
VIGIEを使うと、これまでコマンドを入力しないと得られなかったような情報を、簡単な操作で視覚的に表示することができます。そのため、回線の利用状況などをだれでも容易に把握できるので、運用負荷の軽減と属人化を防ぐことにつながります。