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「サステナブルプロダクトへのリデザイン」身近なプロダクトをユーザー体験と事業的仕組みの観点からサステナブルなものへと進化させよう

製造業をリードしているマネジャー層を主な対象とした、サステナビリティに関するレクチャーとワークショップ、ネットワーキングの3部構成の実地開催イベントです。

テーマは「サステナブルプロダクトへのリデザイン」

近年、サステナビリティが話題になることが増えてきましたが、このイベントでは、環境的な側面を捉えるだけでなく、ユーザー体験と事業の仕組みに焦点を当てたサステナビリティをテーマとして扱います。

現代の生活者は、自身の行動がサステナビリティに貢献でき、体感的にサステナブルだと感じられるプロダクト(=製品・サービス)により高い価値を感じて、ある種応援的な意味合いも含めて、そうした特徴を持つプロダクトを好む傾向があります。

例えばIKEAは、フラットで隙間無くパーツを梱包した家具を販売し、実際の組み立てについては、ユーザーに任せています。それによって倉庫の効率的な活用や、梱包資材の節約、輸送用ガソリンの削減を実現しています。ユーザーは購入した家具をパーツから自分で組み立てるというバリューを提供し、その分コストの抑えられた家具を購入できるというベネフィットを受け取っています。

今回のイベントでは、これらの例のように、生活者にとって、サステナビリティが抽象的な理念や目標ではなく、購買行為を通じて関与し参加するものであるという前提に立ち、既存の製品やサービスのリデザインを行います。

イベントはレクチャーとワークショップ、ネットワーキングの3部構成です。

【レクチャー】ゲスト講師:福本 勲 氏
「欧州におけるサステナブル・レジリエンスへの取り組み意識の高まりは日本の製造業にどのような価値と変革をもたらすのか」
今、世界的にカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーといったサステナブルな取り組み、新型コロナや地政学的リスクへの対応といった、レジリエンスな対応などが注目を集めています。また、EUを中心に、データ共有圏の取り組みも加速しています。
本講演では、インダストリー4.0におけるデータ連携基盤の動きとその重要性、生成AIやインダストリアル・メタバース、データ活用ソリューションなど昨今の最新テクノロジー活用の動きに事例を交え紹介するとともに、日本企業がどのように対応すべきかについてお伝えします。

【ワークショップ】メインファシリテーター: i.lab 横田 幸信
今回のワークショップの要となるフレームワーク「サステナブルエンゲージメントモデル」について、まず理解を深めます。その後、クリエイティブなアイディエーションのためにi.labが制作・保有している、環境だけでなく事業的仕組みの観点からも持続可能性の高い事例を集めた「サステナビリティカード100」を刺激材として活用しながら、テーマとなる製品やサービスをサステナブルにリデザインするグループワークを行います。


【ネットワーキング】
終了後には懇親会を予定しています。
実地ならではの交流をこの機会にお楽しみください。

開催概要

名称
「サステナブルプロダクトへのリデザイン」
身近なプロダクトをユーザー体験と事業的仕組みの観点からサステナブルなものへと進化させよう
開催日
2023年10月25日(水) 13:30 – 17:30
懇親会 17:30 – 19:00
開催場所
大崎 ThinkPark Towerオフィス 9階
(フューチャーアーキテクト株式会社 オフィス内 クリエイティブガーデン)
東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower
参加対象者
製造業をリードしているマネジャー層(=主任・課長・部長層)
参加費
無料
定員
35名 ※競合他社、同業他社などのお申し込みは、当社判断により参加をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。
<イノベーション・ラボラトリ株式会社(i.lab)について>
i.labは、東京大学i.schoolディレクター陣によって2011年に創業されたイノベーション創出・実現のためのイノベーション・デザインファームです。東京大学i.shcoolが世界中のイノベーション教育機関や専門機関の知見を研究しながら独自進化させてきた理論知と、i.labが産業界で磨いてきた実践知の両輪で、企業向けにイノベーションのための新規事業開発、ブランディング、未来洞察などのプロジェクトを企画・運営しています。
i.labに関する詳しい情報は、https://ilab-inc.jp/をご覧ください。

<株式会社ワイ・ディ・シーについて>
YDCは、1972 年に創立したシステムインテグレータです。「設計」「製造」「物流」の分野において、お客さまの業務の細部に亘って深いレベルで理解をし、お客さまにとって最適なITをデザインし、付加価値を高めるシステム・サービスを提供しております。これらの知見により、DCM(Design Chain Management)領域とSCM(Supply Chain Management)領域を個別に最適化するとともに、それら領域をシームレスにつなぐことにより、より一層企業の競争力強化と発展をサポートします。2017年YDCはフューチャー株式会社のグループ企業の一員になりました。今後は、YDC独自の強みにとどまらず、フューチャーグループ各社のテクノロジーをベースとした革新的なビジネスやサービスから得られた知見も最大限に活用することで、お客さまへ提供する付加価値を最大化してまいります。
YDCに関する詳しい情報は、https://www.ydc.co.jp/をご覧ください。

ゲスト講演者 福本 勲(フクモト イサオ)氏について
アルファコンパス 代表
中小企業診断士
PMP(Project Management Professional)
株式会社東芝にて、製造業向けSCM、ERP、CRMなどのソリューション事業立ち上げやマーケティングに携わった後、インダストリアルIoT、デジタル事業の企画・マーケティング・エバンジェリスト活動などを担うとともに、オウンドメディアを立ち上げ編集長を務める。2020年にアルファコンパスを設立し、企業のデジタル化やマーケティング、プロモーション支援を行っている。また、企業のデジタル化(DX)の支援と推進を行う株式会社コアコンセプト・テクノロジーのアドバイザーも務めている。
主な著書に「デジタル・プラットフォーム解体新書」「デジタルファースト・ソサエティ」(いずれも共著)がある。主なWebコラム連載に、ビジネス+IT/SeizoTrendの「第4次産業革命のビジネス実務論」がある。その他Webコラムなどの執筆や講演など多数。
(本プロフィールは2023年9月時点のものです)


ファシリテーター i.lab 横田 幸信(ヨコタ ユキノブ) について
イノベーション・ラボラトリ株式会社 代表取締役
i.schoolディレクター
早稲田大学ビジネススクール(WBS)非常勤講師
九州大学理学部物理学科卒業、九州大学大学院理学府凝縮系科学専攻修士課程修了、東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程中途退学。修士課程修了後は、野村総合研究所にて経営コンサルティング業務に携わる。その後、イノベーション教育の先駆者である東大発イノベーション教育プログラムi.school(旧名:東京大学i.school)では、2013年度よりディレクターとして活動全体のマネジメントを行っている。イノベーション創出のためのプロセス設計とマネジメント方法を専門として、コンサルティング活動と実践的研究・教育活動を行っている。近著に「INNOVATION PATH」(日経BP社)がある。
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