YDC Forum2017開催レポート

最新IT技術は日本企業にイノベーションをもたらすのか?
IoTや業務改革、経営管理など最新のソリューションを紹介

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 YDCは2月24日(金)午後、東京・八重洲の東京コンベンションホールにおいて、YDC Forum2017を開催しました。当日は首都圏に留まらず、中部、関西をはじめ全国から製造業のお客様を中心に200名を超える来場者があり、セミナー終了後の懇親会も大きな盛り上がりを見せました。
 今回で3回目となるYDC Forumの今年のテーマは、「最新IT技術は日本企業にイノベーションをもたらすのか?~上流コンサルティングからIT経営基盤まで、ものづくりの現場を変革に導くYDCソリューション~」。来場者からは、「今後も継続して開催してほしい」「大変興味深い内容で、役立ちました」「YDCの新しい取り組みがよくわかった」といったフォーラムの意義を評価いただく多くのコメントをいただきました。

 YDC Forumは当社の代表取締役社長、山本 智明の挨拶で幕を開けました。山本社長は冒頭、YDCが今年1月5日にフューチャーグループの一員となったこと、その意義や今後の基本方針を説明しました。これを受け、フューチャーアーキテクト株式会社代表取締役社長の東 裕二氏が「次世代の経営を創造するフューチャーグループの事業戦略」と題して講演を行いました。
フューチャーグループは流通・サービス、金融、製造業向けITコンサルティングからECショップ、出版など幅広い事業を展開しています。東氏は講演の中で、酪農やプロ野球球団でのIT活用が経営の改革に大きく貢献したフューチャーグループの事例などをわかりやすく紹介。参加者からは「非常に面白い事例を聞くことができた」「事業内容・経営理念がよくわかった」といったコメントをいただきました。

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"20世紀型成功体験"からの決別が不可欠
イノベーションをテーマに米倉氏が熱のこもった基調講演

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続く基調講演に登壇したのは、一橋大学イノベーションセンター教授で、日本元気塾塾長を務める米倉 誠一郎氏。米倉氏は、企業経営の歴史的発展プロセスを戦略・組織・イノベーションの観点から研究しており、『創発的破壊:未来をつくるイノベーション』(ミシマ社)、『オープン・イノベーションのマネジメント』(有斐閣)など多くの著書があります。同氏は、「二十世紀型未来との決別~ものづくり日本のイノベーションとパラダイムチェンジ」と題し、イノベーションを中心とした21世紀型を描きながら、その最大の阻害要因が私たちの頭の中にある20世紀型の成功体験にあることを説明し、ここから脱却しなければイノベーションは困難であることを強調しました。

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また、これからは教育が極めて重要になることなどを日常の具体的な事例をあげながらわかりやすく解説。マイクを片手に会場を歩きながら時折聴衆に投げかける熱のこもった講演に、参加者からは、「わかりやすい言葉で、様々な事象を説明いただき興味を持って聞くことができた」「思いが伝わってきた、会社の中にこもっていては聞けない内容であった」「実に面白い」といった数多くの賞賛をいただきました。

YDCは「自動車部品メーカの海外展開を支えるPLMソリューション」と題し、今後避けることができない設計業務の海外展開における課題とその解決手法を、事例を交えながら紹介しました。

特色ある全12セッションとデモコーナー
来場者からは、「課題の捉え方に共感できる」など高評価

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基調講演の終了後、休憩を挟んで15時30分から17時50分まで、YDCのソリューション、および最新の取り組みを紹介する全12セッションを開催しました。今回のセッションで多くの参加者の関心を集めていたのが、IoTをテーマにした3つのプログラム。なかでも17時10分から開催された「それ本当!?人工知能、IoTを試してみた~人工知能、IoT は魔法の道具?」には約100名の参加者があり、熱心に耳を傾けていました。本セッションはYDCのバーチャル組織、YDCラボでのモックアップを使用した実験をもとにしたもの。
オフィスの会議室の利用状況を計測したり、AI同士でオセロゲームの対戦を行うといった身近な事例に、参加者からは「今後のビジネスを考える上で参考になった」「できそうなものはやってみようと思った」などの声が聞かれました。
このほか、製造業での設計業務改革をテーマとした「製造業のソリューションビジネス成功に向けた5つの変革ポイント~受注拡大に向けた設計業務を中心とした仕組みづくり」も人気セッションの一つ。製造業で実施してきた事例をベースにした具体的な内容だけに来場者からは「課題の捉え方に共感できるものがあった」「特注、受注の製造業として同じ問題を抱えており、大変参考になった」と高い評価をいただきました。
 すべてのセッション修了後、18時からは懇親会が開催されました。懇親会会場には展示ブースも設けられ、グラス片手に担当者に熱心に質問する光景が見られ、盛況のうちに終了しました。