YDC Forum 2015 For Executive 開催レポート

経済環境に対応する企業経営の本質とは
〜世界経済の行方,そして名経営者が語るリーダーの心構え〜

YDCは11月13日(金)午後、東京・水天宮前のロイヤルパークホテルにおいて、「激変する経営環境を乗り切る経営力・企業経営の本質を見つめなおす」をテーマに経営層向けのセミナーを開催いたしました。今回で第2回目となるYDC Forumでは、経済ジャーナリストで株式会社三井住友トラスト基礎研究所 主席研究員の伊藤洋一(いとう よういち)氏、旭化成株式会社 常任相談役 蛭田史郎(ひるた しろう)氏をお招きしました。懇親会では落語家 露の団姫(つゆの まるこ)氏による講演と利き酒会を行うなど多彩なプログラムを用意致しました。
参加者の皆様からは「当社の将来を考えるいい機会を頂きました」、「経営の考え方について事例を交えながらの講演は勉強になりました」といったお話をいただくなど、盛況のうちに終わることができました。

これからの世界経済は再びアメリカがリード

伊藤洋一 氏

YDC代表取締役社長、山本智明の挨拶に続き登壇したのは、テレビやラジオでも幅広く経済評論活動をされている経済ジャーナリストの伊藤洋一氏。同氏の代表的な著書として「カウンターから日本が見える」などがあります。伊藤氏は、はじめに過去10年間の日本と海外の株価との動向や、サウジアラビアが国際金融市場で債券を発行、3Dプリンター技術の発達など様々な分野での事象が世界経済に与えた影響について語りました。次にこれからの世界経済は、「開発途上国が先導するのではなく先進国が再び前面に立つであろう。中でもアメリカの存在が大きい、なぜなら世界経済をリードするにふさわしいだけの社会システムが存在しているからである」と説きました。

経営者は「変革実行をする強い意志と行動力」が不可欠

蛭田史郎 氏

特別講演では、旭化成株式会社 蛭田史郎氏にご講演いただきました。同氏は社長在任中の7年間、分社化、不採算事業からの撤退など、"蛭田改革"と呼ばれる数々の改革を推進しました。こうした実績を元に「企業の成長にはリストラ、事業ポートフォリオ転換が不可欠である。この判断が遅れると、最終的に事業撤退へとつながる」と語りました。
また、経営者とは「大きな環境変化に対して自分の価値観で判断をし、目標を立て実行すること。"想定外"といった言葉は禁句である」と強調し、「自ら風を起こして変革実行する強い意志と行動力が求められる」と講話されました。最後にリーダーのあるべき姿として「表面的な現象にとらわれず物事の本質を追求し続けること」と説きました。

日本酒には血圧を下げる効果も

露の団姫 氏

懇親会では、露の団姫(つゆの まるこ)氏に「露の団姫ほろ酔い噺」と題してご講話を頂きました。同氏は落語家であり僧侶でもある多彩な方で、現在は「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺」にもご出演、年間250席以上の高座と仏教のPRを両立し全国を奔走しています。
露の氏は、漫談で場をなごませ、会場の雰囲気がやわらかくなったところで本酒についての講話、試飲会へ移りました。同氏によると、日本酒には血圧を下げる・老化・ボケ防止等様々な効果があるとのこと。「でも、墓石にお酒をかけると墓石が傷むので、あまりよろしくない行為である」とお話しされ、会場の笑いを誘いました。また、試飲会では、クイズを交えながら、日本酒のランクのお話しや地域によって変わる日本酒の違いについて講話しました。
参加者からは「日本酒の奥深さを知りました」とのコメントを頂くなど、大変楽しい講話になりました。

YDC Forum 2015 For Excectiveにご来場頂きました皆様に御礼申し上げます。