増え続ける出荷量...配送体制は追いついていますか?

2018.06.15

SmartSCM事業本部 SCMソリューション部 西川

近年の販売物流において、もっとも大きく、そして注目を集めている問題。それは深刻な人手不足です。インターネットショッピングの急速な利用拡大によって宅配便の量が増加し、物流倉庫での作業スタッフと配送スタッフ、どちらも人員が追い付いていません。

出荷量は年々増え、配送センターへの負担は日々大きくなる一方。最近では送料無料や返品無料などの小売り側のサービス拡大もその傾向に拍車をかけています。その結果、2017年は業界最大手のヤマト運輸が一部時間帯の時間指定配達を取りやめたり、大口の法人に対して配送料を値上げしたり、インターネットショッピング最大手・アマゾンの当日配達から撤退したりと、物流業界に大きな変化の波をもたらしました。

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私どもYDCでも、この配送における深刻な人手不足についてお客様からご相談を受けることが増えてきています。人手は足りない、配送会社の手配もスムーズにいかない、でも他社と競り合うには配送にかかるコストもスピードも据え置いていかなければならない。そんな歯がゆい状況を少しでもお助けすべく、YDCでは以下のような機能をご提案しています。

■システムの力で顧客満足度を下げずに負荷分散を

【細かな出荷作業量の調整】

少し前まで受注量の増加はプラスでしかなく、どんどん受注してどんどん発送し、売上を積み上げていくのが当たり前でした。ですが人手不足が深刻な昨今、スタッフ数が少なかったり、繁忙期で極端に出荷量が増加したりすると、作業ミスや作業スペースの不足が起こりがち。誤梱包などによるクレームを招きかねません。システム側で出荷作業量を調整することができれば、出荷ペースを一定に保ち、ミスやそれによる二次対応などを未然に防ぐことができます。

【配送会社のスムーズな切り替え】

配送会社とこれまで通りの取引が困難となった場合、速やかに配送会社の切り替えを行わなければ配送遅延によるクレームや販売機会の損失につながってしまいます。各配送会社との連携を即座に行える柔軟性の高いシステムを導入しておくことで、万一の急場も滞りなく乗り切ることができます。

【指定日時受け取り、コンビニ受け取りへの対応】

配送会社への負荷のひとつが再配達。荷物の受け取りが困難な単身世帯や共働き世帯への再配達を少しでも減らすために、日時指定や場所指定への対応はもはや必須となりつつあります。消費者側でも「日時指定ができない店では買わない」といった考えが広がる今、WMS(Warehouse Management System)でのこれらへの対応は急務と言えそうです。

YDCでは、人手不足に代表されるような世の中のニーズ、業界の流れに即時性を持って対応しています。稼働しているシステムへの機能追加はもちろん、ベースとなるテンプレートにもすぐに機能を追加。常に最新動向をとらえ、アップデートされたシステムをご提案することで、顧客満足度の維持向上にも貢献します。

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倉庫管理のあらゆる課題を解決

倉庫スタッフの不足による作業遅れを解決するとして、近年注目されている一つとしてあるのが「オートストア」。広大な倉庫を動き回り、自動で商品をピッキングするロボットストレージシステムです。

拠点の拡大とともに「オートストア」を導入されたお客様については、。YDCは即座に稼働対応し、WMSによるデータ連携を実施。スクラッチのシステムだからこそ、柔軟かつスピーディーな対応を実現しました。