パッケージシステムで限界を感じている小売業の皆様へ

2018.05.17

SmartSCM事業本部 SCMソリューション部 西川

インターネットショッピングの利用が拡大の一途を辿る昨今の日本。小売業の皆様はまさに変革期を迎えていると言ってもいいでしょう。消費者に支持される商品を多く、どこよりも早く届け、売上を伸ばし、コストを下げ、競合他社より抜きん出なければいけない――......課題が山のようにあるなかで、その成果を大きく左右するのがLMS(Logistics Management System)やWMS(Warehouse Management System)などの販売物流システムです。

私どもYDCでは、これまで多くの販売物流システムを開発し、小売業の皆様の支援を続けてまいりました。本コラムでは、小売業ならではの課題と、それに対して私たちがご提案できる解決策について事例を交えながらお届けしてまいります。

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 ■ システムに業務を合わせるのではなく、業務にシステムを合わせる時代

事業が拡大し、物流センターが増えてくると、それまでのシステムでは業務に支障が出てきます。そこでの選択肢は、コストを抑えてパッケージシステムを導入するか、ある程度の費用を投じてスクラッチ開発とするか。

私どもは、物流センターが3~4箇所となった時点で、スクラッチでのシステム導入をご検討いただいたほうがいいと考えています。もしパッケージで運用をしていたら、業務フローに何らかの変更が生じる度に各センターの配送会社ごとのシステムに合わせてカスタマイズを行う必要が生じ、それぞれに見積もりを取り、何度も打ち合わせを行い、それぞれ改修し、連携を行わなければなりません。もちろんコストも数社分。そのシステムを使うしか術はないのですから、基本的には言い値に応じるしかない。改修をしても、センターごとに仕様が異なるため、例えばスタッフの異動があった際にはそのシステムに慣れるために時間を要してしまう......。実際にこういった経験をされている企業様も多いはずです。

今後も売り上げを伸ばし、センターを増やし、事業を成長させていくとなると、使いにくいシステムに業務を合わせて効率を下げるのはナンセンス。ある一定規模まできたら、将来の発展を見据えて早々にスクラッチのシステムに切り替えることをご提案しています。

 ■ YDCのシステム提案とは?

【スピーディーなシステム構築】

私どもの大きな武器のひとつが、「フレームワーク」と呼ばれる構成機能のテンプレート。これまでの経験をもとに、小売業の販売物流に必要な機能を網羅したものです。ベースとなる機能がすでにそろっているため、スクラッチであっても短期間での導入が可能です。機能もモジュール化されているため、各企業の業務に応じたモジュールを使用し、追加や変更に対応します。

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【使いやすいけど、遊びも残す構成】

実際の業務に即して使いやすいことはもちろんですが、現行のフローに合わせすぎると、将来の変化に対応しにくくなってしまいます。せっかく柔軟性の高いスクラッチのシステムを導入しても、都度改修を必要とするようであればそのメリットは半減。YDCでは、導入時から"遊び"を持たせた構成にすることで、企業の成長やビジネス環境の変化に手間もコストも時間もかけずに即座に対応できるシステムをご提案しています。

【一歩先を読んだ提案】

システム構築に当たって大きなリソースを割くのが、打ち合わせ。業務内容の説明を通して必要な機能について共通認識を持つために、膨大な時間をかけるケースも少なくありません。ですが、ビジネスを加速させるはずのシステム導入に時間をかけ過ぎているようでは本末転倒。YDCではスピード導入のために、現在の業務状況からIR情報をもとにした成長戦略まで事前に最大限の調査を行い、最初の時点で課題解決策を盛り込んだご提案をお出しします。