全社員の意識も変わる!「見通し管理」のすすめ

SmartSCM事業本部 対馬

(1)Excelによる予算管理がもたらす課題、
(2)今すぐ改善したいExcel予算管理の2つの問題点
(3)それを解決するシステム導入の効果
をお伝えしてきた本コラム。
今回は、私どもがもっともお伝えしたい最大の効能「見通し管理」についてお伝えしたいと思います。この「見通し管理」、あまり耳慣れない言葉かと思いますが、弊社がもっとも「システムを導入してよかった」と実感できたポイントであり、ぜひ皆様にも実感していただきたい重要なキーワードなのです。

■「見通し管理」とは?

スムーズな予算管理で経営のPDCAが回るようになると、それまで足元の実績しか見えていなかった状態から、少し先の予実まで見通せるようになり、経営の視界が広がります。これが見通し管理ができているという状態。

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例えば、過去3年の予実の推移もすぐに把握できるようになることで

「毎年この時期はこれくらいの予実差があったから、今期はこの見込みに対してこれくらいの実績に着地するだろう、すると営業利益はこれくらいで、来期の投資にはこれくらいが回せそうだ」

といったロジカルな読みが迅速に立てられるのです。Excelで過去のデータを整理している時間で、ここまで分析ができるようになります。Excelによる個人依存した予算管理で、ここに到達するのはなかなかに困難と言えるでしょう。

見通し管理ができるようになると、タイムリーなマネジメントができるようになります。

【先読みによる素早い経営判断と初動】

数字の精度が上がり見通しが立つことで、先読みが容易になります。資金を来期の設備投資に回すのか、来月の広告宣伝に回すのか。人員計画はどの部門にどれくらいの採用が行えるのか。すべての経営判断が早めに下せるようになるので、動きに無駄がなくなり、機会損失を大幅に減らすことができ、売上やコスト削減にもつながります。

ここまでくれば、経営のPDCAは大きく加速したも同然。先手を打ちながら、さらなる成長を推進させることができます。

【社員の意識改革】

私どもYDCがもっとも大きな手ごたえを感じたのがこちらです。見通し管理ができるということは、早い時点で業績などが明らかになっているということ。つまり社員への情報共有も早く、タイムリーに行えるようになります。

すると何が起こるかというと・・・、
会社の最新の経営状況を、一人一人の社員が今月、今週、今日の行動に活かすことができるようになるのです。全社員に経営者意識が根付き、モチベーションの向上や意識改革が自然と起こります。

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Excelの予算管理でギリギリの情報展開を続けていれば、経営方針はトップダウンで示すしかありません。しかもそれは、すでに今月の稼働がある程度見えている月半ば以降、なんてことも・・・。
その後手のサイクルを一気に巻き返し、各自の判断でよりよい行動が取れるようになり、全社のボトムアップにつながります。これは一昼夜に成しえるものではありませんが、ここまできたらかなり理想的な状況だとは思いませんか?

YDCは、予算管理へのシステム導入で見通し管理の実現、すなわち事後管理から予兆管理への転換が可能であると考えています。「こうなりました」ではなく「こうなるであろう、だからこうしよう」という、スピーディーかつ発展的な経営へ、一歩踏み出してみませんか? 次回最終回では、システム導入に伴って行える私どものサポートやご提案についてご紹介したいと思います。

 

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