新型コロナ環境でも強く生きる為に

2020.04.20
代表取締役社長 山本智明

いつもご愛読頂き、誠にありがとうございます。

先月のコラムを執筆していたのが3月4日、今回執筆しているのが4月13日で約1ヶ月ちょっと経ちました。たった1ヶ月でこんなにも世の中が変わってしまうのは過去経験したことのない感覚です。地震や豪雨と比べるとウイルスは目に見えない分不気味な感じがします。先月のコラムでは公開する頃には更なる拡大になっているように思うと記載しましたが、NHKのコロナサイトで3月4日の感染者累計数が329名で4月12日が7399名です。約22倍に膨れ上がっています。

S_Column_202004_1.jpgあまり考えたくないですが、更に1ヶ月後の次のコラム送信時にはどうなっているのか、最悪のシナリオにはなって欲しくないと願っています。先月のコラムに記載していた内容を振り返ってみると、在宅勤務については全国的に本格化しています。弊社も4月7日に7都道府県に緊急事態宣言が出されるという事もあり、7日より在宅勤務を強化し、このコラムも自宅で執筆しています。在宅勤務はもはや試すという段階ではなく、本格展開して如何に業務を止めないかという切実な状況になってきております。弊社は今のところ、コロナ騒動になる以前から環境の準備や、実際に運用していた事もあり、仕事のやり方については各種の工夫が必要ですが現場の混乱は少ないように感じます。

また、EdTechの話も記載しました。これについても多くの学校が5月の連休明けまで休校となり、この分野も実践活用となってきました。日本はそこまで行えていませんが、韓国を始め他国ではオンライン授業で教育を始めている国も出てきました。なお、在宅勤務、オンライン授業等はITシステムの発展と高度なネットワーク環境が整っていたことによる恩恵が多く、ある意味5Gがスタートし始めた時期に通信量が増大したのは不幸中の幸いかもしれません。
S_Column_202004_2.jpg
というのも5Gの特徴である高速化、大容量化を支える為にネットワークのバックボーンを通信各社が強化していると思われますので、急激な通信量の増大に耐えられる環境が結果的に整えられたと思われます。オンラインで仕事ができる環境へスムースに移行出来る事で経済のさらなる悪化を緩める効果があったと推察されます。もし膨大な通信量にネットワークが耐え切れなくなり、ネットワークが不安定な状況に陥ると更なる大混乱を引き起こした恐れもあります。

その他には今回ウイルスという事もあるので、感染リスクを極力減らしながら物資調達するという事もとても重要です。その点においてもインターネット購買ができるのは大きなポイントです。工場の自動化率が上がり、物流倉庫周辺の自動化も進むと、作る側及び配送側が少ない人員で運営できるので結果的に感染リスクが少ない状況で生産して消費者へ届ける事が可能になります。一部アマゾンの配送センターでは感染が発生し、対策に追われているという記事もありましたが、物流全般では年々確実に少ない人員で稼働できるようになっており、クラスター感染が発生して工場停止や物流停止という事態が多発するという事は少ないように思われます。こう考えていくと設備の自動化は省力化の面が大きく取り上げられてきましたが、このような感染リスクによる業務停止リスクについても結果的に効果を発揮しているように思われます。

物流に関してはラストワンマイルの配達に関わる人の感染リスクは拭えない部分がありますので、無人の配送ロボット、配送車が完成すれば更に安心安全に物資輸送できるようになると思いますので、自動運転技術やそれに伴う道路整備など社会インフラの高度化については引き続き少子高齢化対応の意味も含めて研究・実用化が進むことを期待しています。

S_Column_202004_3.jpgまた、今回はマスクの問題が大きく取り上げられていますが使い捨てマスクはとても効率が悪いので、もっと進化したマスクが作れないものかと思います。イメージですが、顔の下半分と極力密着できるベースカバーがあり、フィルタはウイルスを通さない交換可能で長持ちするもの。マスクの隙間から空気が入りウイルス侵入防止に効果がないという話もあるので、常にフィルタから中へ空気を送り込んで隙間からは空気が排出される事。また、最近はモバイルヒータやモバイル扇風機(サーキュレータ)などがあり、モバイルバッテリーによって駆動するものも商品化されているので、空気の吸い込みや排出を電動で補助するマスクも作れそうな気がしますがどうでしょうか? 防塵マスクも各種ありますが、顔を全面に覆うものは重厚すぎるので、普段でもつけて外出できるぐらいの防塵と一般マスクの中間のようなものが理想です。新型コロナウィルスのようなパンデミックはそう頻繁に起こるものではないかもしれませんが、インフルエンザについては蔓延する事も多々ありますので、備蓄という意味でも少し上位ランクのマスクがあればと思います。

最後になりますが、暗い話ばかり考えても精神的に良くないので、このような状況でも前向きに色んな事を考えていければと思います。家族で過ごす時間が増えたことで普段話せないような会話を楽しむ事もできます。また、仕事が進まなく空き時間が増えてしまった場合でも、今まで取り組めなかった企画や構想に没頭するのもいいかもしれません。

いつか読もうと思っていた本に手を伸ばしたり、料理を作ってみたりと普段できなかった事やしなかった事をすることで新しい発見が生まれる可能性もあります。

いつの時代でも希望を持って明るく未来を切り開いていきましょう!

  • LINE
  • Mail