落ち葉が広がるこの時期に思う事

代表取締役社長 山本 智明

いつもご愛読頂き、誠にありがとうございます。

落ち葉が広がるこの時期に思う事があります。 何かというと落ち葉処理を最新技術で解決できないものかと感じるからです。さらに落ち葉処理だけではなく、雑草処理や剪定も同様になんとかならないかと思います。 何故、その話かというと雑草処理や落ち葉処理の一番の問題は、未だ労働集約的で頻度も頻繁にあり大変だからです。

家庭でも庭や生垣があればこの煩わしさは同様です。 まず重労働で腰が痛くなるし、かなりの頻度で作業を強いられ、さらに事によってはこの作業を誰が行うかという事で揉めたりします。 皆様はそのような事はないかもしれませんが...

お金で解決と言っても毎回植木屋さんに頼む訳にもいきませんし、落ち葉については剪定と違って日々溜まっていくのでそうもいきません。

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近年、関連技術が発達したので、もうそろそろこの問題を解決する機械が開発されてもいいのではないかと個人的には思っています。 技術的問題と投資効果の問題から出てこなかったと思われますが、投資効果から考えると公共施設での雑草、落ち葉処理はいい題材になるように思います。

 日本全国には大量の道路があり、そこには街路樹や植栽があります。 雑草処理や落ち葉処理、剪定作業を見ているとかなり大変そうで、植栽だとバリカンなどで刈込し、その後の処理も落ち葉や切りくずをブロアーで集め、トラックに載せてと数人がかりで結構大変な作業と見受けられます。 インターネットで国、県、市町村の予算を拝見してもこれを処理する為に結構な経費が計上されていますので、この予算を考えると実現できそうな気がします。 また、市民からのよくある問い合わせでは落ち葉処理、剪定作業をもっと頻繁に行ってほしいという要望、又、落ち葉処理については近隣住民の協力前提は如何なものかという意見も散見されます。 しかしながら行政がきめ細かく対応するにも予算には限りもあり、自然が相手なので管理運営もなかなか難しい状況と思われます。

根本的な解決方法として街路樹や植栽を無くした方が良いとか、雑草は薬剤散布でという話もありますが、日本人は自然美にこだわりがあるように感じますし、薬剤の環境影響問題を考えると緑化は無くならず、薬剤も気軽に撒けないので結果的には人による剪定作業に頼るような状況だと思われます。もう少し広範囲に考えると、河川の土手の草刈り、公園、学校等の規模の大きな場所での作業までを対象とするとかなりの量になります。頻繁に手入れされていれば美しく保持され気持ちが良いですが、その分維持費用で税金が上がるとなると賛同を得られないと思います。道路は今も増え続けていますが高齢化は進み、近隣住民の協力や剪定業者の作業員確保も困難になってくるように思います。

技術的には近年、画像・空間処理技術も向上し、ロボティックス技術も高度化しています。LiDARなどのレーザースキャナーを使えば立体的にとらえる事もできます。 自動運転も開発が進んできたので全自動の剪定車両も作れるのではと思います。 実際は人が処理したほうが早いかもしれませんが、機械だと休憩が必要なく24時間稼働も可能になり、品質も平準化します。 また、剪定前後を自動記録すれば作業報告も簡略化できます。

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その他、住民からのスポット要望対応についてはGoogleMapのようなもので依頼をしたい箇所を指定できれば、優先度を考慮した最適ルートでの作業や実施時期の自動スケジュールなども可能です。完全自動は難しいかもしれませんが、遠隔操作やオペレーターのみ1名乗車で24時間稼働にするなど工夫すれば現在よりも省力化できます。特に街路樹作業は車線を減少して作業する事から、自動化で効率が上がれば車線規制時間が少なく渋滞の緩和も得られます。 時間短縮すれば警備員のコストも削減されます。

コスト削減では、剪定車両はシェアリングビジネスモデルを活用する事で民間へも開放し、さらに稼働率を上げる事でコスト圧縮の可能性もあります。 循環社会の観点では、集めた落ち葉等を腐葉土等の再利用可能なものに変換する小さなプラントをルート範囲に構築し、完成した再生物を街路樹・植栽の肥料として利用したり、外部販売を行う事でトータルの維持管理費を削減する事も可能と思われます。

さらなる緑化への希望を叶えながら、維持費用も抑え、再循環も達成するというモデルです。

実際には色々課題があるかもしれませんが、皆さんはどう思われますか?

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