基幹システムのデータベースをAWSへDR

お客様に聞く

導入前

  • 東日本大震災の発生を契機に、BCP対策の必要性が高まっていた
  • ハードウェア周辺の更新時期が迫りつつも、リプレース時のコスト削減が課題

導入後

  • オンプレミスからクラウドへのバックアップ体制を実現
  • 要件を満たした上で、初期コストも運用コストも低減
  • ISMSの更新審査において、認証について問題ないとのお墨付きを頂く事が出来た

「技術開発型」の専門商社として様々な製品の開発、提供をおこなっている株式会社ニシヤマ(以下、ニシヤマ)では、基幹システムとして採用している「Future Stage」に関連するデータベースをバックアップするためにStandby Expressを導入しています。利用状況と導入の経緯、そして今後のご要望などについて管理本部情報システムグループ 井家 孝氏と阿部 徹氏にお話を伺いました。

株式会社ニシヤマ

住所 東京都大田区大森北4-11-11
創業 1916年5月
資本金 4億8,430万円
従業員数 307名(2017年3月現在)
事業内容 工業用のゴム・プラスチック製品と産業用機械器具類の専門商社

1916年、「西山ゴム商店」として創業。以来、100年以上に渡り「技術開発型」の専門商社としてインフラ分野を中心に、多岐に事業を展開している。高品質な商品の創造、提供による社会の繁栄に寄与することを理念に掲げ、近年では電子・IT分野へも進出。さらなる発展を目指し、今後は新エネルギー、ナノテク、医療分野などへのビジネス展開も視野に入れている。

もくじ

  1. 1.基幹システムのデータベースをAWSにディザスタリカバリ(DR)
  2. 2.社内のバックアップ(DR)へ理解はあったが、同時にコストダウンの必要性も
  3. 3.今後は本格的なモバイル対応や外部連携なども視野に
  4. 4.導入担当者からのコメント

基幹システムのデータベースをAWSにディザスタリカバリ(DR)

-- ニシヤマでは、Standby Expressをどのように利用していますか。

当社では基幹システムに株式会社日立ソリューションズ(以下、日立ソリューションズ)の「Future Stage」、データベースはOracle Database Standard Editionを利用しています。Standby ExpressはOracle Databaseのバックアップ(DR)に利用しています。2013年のStandby Express導入当初は、横浜のデータセンターにある基幹システムのOracle Databaseを大阪のデータセンターにあるオンプレミス環境にバックアップ(DR)していましたが、2018年初めにDRサイトをAmazon Web Services(以下、AWS)に切り替えました。現在では同期間隔を5分間隔に設定し、横浜のデータセンターから東京リージョンのAWSへ多い時で15GB/日、少ない時でも200MB/日くらいの差分(アーカイブ・ログ・ファイル)を転送・同期している状況です。

-- クラウドを利用することになったのはどのような理由からでしょうか。

サーバを自社で保有する必要がないため、老朽化等によるサーバのリプレースが必要がなくなるからです。リプレースにより発生する担当者の作業や、それに伴う各種費用を抑えられるのは大きなメリットです。しかしながら、クラウドの場合、提供価格がサービスプロバイダ側で一方的に決定されてしまう為、場合によっては、自社でサーバを保有した方が良いこともあります。今後、段階的なクラウド移行を検討して行く中で、まずは、バックアップ(DR)のみをAWSへ移行することにしました。

社内のバックアップ(DR)へ理解はあったが、同時にコストダウンの必要性も

-- Standby Expressの導入経緯について教えてください。

当社がStandby Expressを導入したのは2013年です。2011年に発生した東日本大震災の影響もあり、BCP(Business Continuity Planning)の策定が社内でも進みました。そのタイミングでハードウェア周辺の更新時期が重なった為、リプレース方針の策定を日立ソリューションズに相談しました。当社ではISMSを取得していることもあり、データ保全の重要性については十分理解していました。バックアップ・システムは事業継続における保険という認識を経営陣が持っていたので、導入に異論はありませんでしたが、一方で費用を抑えることは求められました。

Oracle Databaseの場合、Enterprise Editionのオプション等でDRの機能が提供されていますが、高額となります。幾つかのサードパーティ製品も検討しましたが、価格も手頃で機能的にも要件を満たした日立ソリューションズ推奨のStandby Express導入を決断しました。

先日、ISMSの更新審査がありましたが、Standby Expressによるデータ保全等について説明したところ、認証について全く問題ないとのお墨付きを頂くことが出来ました。経営陣からも信頼に足るシステムを構築しているとの高い評価を受けています。

-- Standby Expressの使い勝手について教えてください。

管理画面をパッと眺めての印象で、使い易そうと感じました。実際、構築の段階で管理画面から設定などを行ったのですが、使い難さを感じることはありませんでした。Standby Expressのサポート窓口を利用することも有りますが、サポートの回答も迅速、的確で助かっています。Oracle Databaseの基本的な知識さえ有れば、製品特有の余計な知識はほとんど必要なく扱えるので、とてもスムーズに作業を進めることが出来ています。

今後は本格的なモバイル対応や外部連携なども視野に

-- 今後のシステムの拡張予定などを教えてください。

前回のリプレースタイミングでは、スマートフォンがまだまだ普及前だったこともあり、基幹システムでのモバイル対応をしていなかったのですが、今は状況が大きく変わりました。当社でも本格的なモバイル対応を見据えて既存のシステムの一部を外部サービスにリプレースする事を検討しています。サービス間でのデータ連携なども発生することになるので、データ保全においても新たな対策が必要になってくると考えています。

-- Standby Expressの評価やワイ・ディ・シーへの要望などがあればお聞かせください。

これまで、本番システムのデータ破損等、大きな障害は発生していない為、Standby Expressが真価を発揮する機会は有りませんでした。しかしながら、Standby Expressが運用環境に負荷をかけることなく、裏で確実に動いてくれているからこそ、日々の業務に安心して取り組むことが出来ているとも言えるのです。今後もこの状況が続いて行く事を願っております。

最後にStandby Expressの機能について要望させて頂きます。システムによっては、データをデータベースだけでなく、外部ファイルとして格納することが有ります。データベース以外のファイルもStandby Expressでバックアップ(DR)できるようになると、適用範囲が広がり、より便利になると思います。今後の追加機能として実装される事を期待しております。

導入担当者からのコメント

実は今回のリプレースに伴い、ディザスタサイトに関する製品の市場調査を行っていたのですが、Standby Express は導入当初Oracle に特化した製品があり、コスト面でも機能面でも優れている製品だったため、ニシヤマ様にご提案をしました。

通常、ディザスタサイト関連の製品の場合、高額なコストがネックとなりがちですが、Standby Express はリーズナブルでコストメリットが出しやすいので私たちにとっても助かっています。

 

 

 

 

 

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

販売パートナー企業概要

株式会社日立ソリューションズ

本社 東京都品川区東品川四丁目12番7号
代表者 取締役社長 星野 達朗
設立 1970年9月21日
資本金 200億円
従業員数 4,675名(単独)
事業内容 ソフトウェア・サービス事業、情報処理機器販売事業
  • 取材日時 2018年4月
  • 株式会社ニシヤマのサイト
  • 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

お問い合わせ

  • TEL 042-333-6200
  • FAX 042-352-6100
  • LINE
  • Mail
  • LINE
  • Mail