オンプレスからクラウドへのDB以降でダウンタイムを極小化、さらにクラウド、オンプレス間での災害対策(DR)環境を構築。

お客様に聞く

導入前

  • 本番停止少なく、クラウドへDB移行したい
  • 災害対策環境を構築したい
  • テープデバイスによるバックアップの運用負担を軽減したい

導入後

  • オンプレミスからクラウドへのDB移行でダウンタイムを極小化
  • 「クラウド-オンプレミス」間でDBの災害対策/バックアップ環境を構築
  • 運用負荷を大幅軽減、サービスの継続性を確保

データベースマーケティングの支援事業を展開する株式会社ランドスケイプ(以下、ランドスケイプ)では、コールセンターシステムのOracle Database移行と災害対策/バックアップにStandby Expressを採用した。導入の経緯と効果について、株式会社ランドスケイプ システム部 リーダー 本家 浩一氏と同本部 エキスパート 藤田 敏成氏に詳しく伺いました。

株式会社ランドスケイプ

本社 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティ15F
設立 1990年9月10日
資本金 466,335,500円
従業員数 正社員120名、SOHO350名
事業内容 データベースマーケティングの支援事業

「個人情報と法人情報の一元化により社会に効率と安全とプライバシーを提供する」を企業理念に、データベースマーケティングの支援事業を展開。820万件の企業情報と9,500万件の消費者情報を網羅した国内最大級の膨大なデータベースを軸に、企業の売り上げを高めるマーケティング活動を支援するコンサルテーションや独自開発ツールを提供している。

もくじ

  1. 1.クラウド型コールセンターシステムのDBバックアップ/災害対策/移行に活用
  2. 2.目指したのは、RTO/RPOの最小化とバックアップに関する運用負荷の軽減
  3. 3.実績と信頼、そして安心感からStandby Expressを選定
  4. 4.DBのスムーズな移行と非生産的なバックアップ関連業務からの解放を実現

クラウド型コールセンターシステムのDBバックアップ/災害対策/移行に活用

ランドスケイプにおける、Standby Expressの利用状況について教えてください。

当社で提供しているクラウド型コールセンターシステム「DISH(ディッシュ)」のOracle Databaseの災害対策/バックアップに利用しています。また、Oracle Databaseのスムーズな移行にもStandby Expressの機能を利用しました。詳細は、次の通りです。

オンプレミスからクラウドへのDB移行
2015年7月に、「DISH」のサーバインフラをオンプレミス環境からクラウド環境へ移行しました。その際、Standby Expressの機能を利用し、僅かな本番業務停止で、Oracle DatabaseのDBをクラウド環境へ移行しました。
バックアップ/災害対策
「DISH」のプライマリ・データベースを、スタンバイ・データベースに15分間隔で同期しています。プライマリ環境はクラウド上で、スタンバイ環境はオンプレミスで運用しており、広域イーサネット環境(100Mbps)で接続しています。同期間隔に関しては、システムへの負荷や同期のタイミングなどを考慮して、短すぎず、長すぎずという時間に設定しています。プライマリ環境で災害やトラブルが発生した際も、スタンバイ環境へとDBを切り換える災害対策/バックアップの役割をStandby Expressは担っています。
データベースの容量とデータ転送量について教えてください。

データベースの容量は約400GB。1日あたりのデータ転送量は平均で約40GB/日、多い時は1日あたり約80GB/日となります。

目指したのは、RTO/RPOの最小化とバックアップに関する運用負荷の軽減

Standby Expressを導入したねらいを教えてください。

「DISH」は、ランドスケイプがテレマーケティング、ダイレクトマーケティング、キャンペーン管理によって培ったノウハウを最大限に詰め込んだCTIシステムです。顧客情報の一元化のみならず、さまざまな販売チャネルにおけるマーケティング戦略を事前設定でき、運用状況の把握、結果分析までを統合管理できるシステムをASP型もしくは据置型で提供しています。

私たちが運用しているのはASP型でご利用いただいているシステムですが、サーバ、すなわちサービスが長期間停止したり、データを消失してしまったりするようなことがあれば、お客様に多大なご迷惑をかけてしまいます。さらには、データベースマーケティングの支援事業を展開する会社としての信頼や信用を喪失してしまうことにもなりかねません。

そのため、オンプレミス環境で「DISH」を運用していたときは、テープデバイスでDBをバックアップしていましたが、テープバックアップだとリストアの際、1日以上サーバを止めなければなりませんでした。

また、バックアップに関する管理や運用の負担、不安も大きく、今回、システムインフラをクラウド環境に移行するのを契機に、「RTO(Recovery Time Objective):復旧時間目標(許容停止時間)」を短くすること、「RPO(Recovery Point Objective):復旧時点目標(許容遡及時点)」を近くすること、及び「バックアップに関する運用負荷の軽減」を目的にStandby Expressを導入することにしました。

実績と信頼、そして安心感からStandby Expressを選定

Standby Expressのほかにも比較検討した製品やサービスはありましたか。

通常は導入する製品やサービスを比較検討するのですが、今回はシステムの移行作業にリソースを集中し、短期間にクラウドへの移行を成功させるために、結果としてStandby Express以外の製品は検討しませんでした。もちろん、適当に選んだということではありません。次のような理由からStandby Expressの導入を決断しました。

【選定理由1】社内における導入実績
Standby Expressは、当社の複数システムにおいて稼働しています。また、社内の人員だけでシステムの復旧を実施した実績もあるので、信頼感と安心感がありました。
【選定理由2】システム本体の変更や追加の機器などが不要
システム構成などに依存せず利用できるので、導入の際にシステム本体の変更が不要。旧サーバをそのまま利用できるので、新たなバックアップ装置などの購入・追加の必要がないことも、Standby Expressを選んだ理由です。
【選定理由3】RTO/RPO を最小限に抑えることが可能
Standby Expressの場合、「バックアップをしてリストア」という仕組みではなく、プライマリとスタンバイが一定間隔で常に同期しているので、いざという時も、シンプルな切り換え操作で、RTO/RPOを最小限に抑えることができるという点を評価しました。
【選定理由4】移行作業に利用可能
移行作業に利用できるのも、Standby Expressを採用したポイントとなりました。近い将来、現在の「KDDI(東日本)クラウド-オンプレミス」間での利用から、地域の異なる「KDDI(東日本)クラウド-KDDI(西日本)クラウド」間での利用へと発展させていく予定です。 Standby Expressを使えば、本番業務停止少なく、新たな環境へのDB移行が可能です。
【選定理由5】ワイ・ディ・シーのサポート体制
ワイ・ディ・シーは、Oracle Databaseに関する経験や知識が豊富で、技術力が高く、必要に応じてオンラインおよびオンサイトでサポートしてくれます。そのため、Standby Expressを安心して使い続けることができると判断しました。

DBのスムーズな移行と非生産的なバックアップ関連業務からの解放を実現

Standby Expressの導入効果について教えてください。

まずDBの移行に関しては、クラウド側に新しい環境を用意し、実際、決まった手順でいくつかの操作をするだけで、ダウンタイム少なく、予定通りに移行することができました。

移行の際は、念のためワイ・ディ・シーのエンジニアの方に立ち会ってもらいましたが、万が一、移行が上手くいかない場合でも、移行元のオンプレミス環境でサービス継続することが可能なので、ストレスを感じることなく作業に望めました。

運用面に関しても、Standby Expressを導入して非生産的なバックアップ関連業務から開放されました。これまでのようにテープの差し替えや管理にかかる手間が不要になりました。さらに、以前は朝、会社に来てバックアップが失敗しているようなことがあれば、その日の予定が狂い、ストレスで生産性が落ちてしまうこともありましたが、今ではバックアップに関して問題があればリアルタイムにメール通知が来ますし、すぐにスタンバイ環境へとスイッチできるので、あまり神経質にならずに済むようになりました。

万一のトラブルが発生した場合も、ダウンタイムを最小限に抑え、短時間でサービスを再開できるので、安心して取り組むべき作業に集中できるというのは、Standby Express導入の大きな成果だと捉えています。

Standby Expressおよびワイ・ディ・シーへの評価や期待などあればお聞かせください。

今回、とてもタイトなスケジュールだったのにもかかわらず、迅速かつ柔軟に対応していただき感謝しています。移行時・運用時の疑問点などに関しても、的確かつ丁寧に教えてもらえたので、安心してシステム本体の移行作業に取り組むことができました。

近い将来、地域の異なるクラウド間「KDDI(東日本)クラウド-KDDI(西日本)クラウド」での利用を予定しています。
これまでと変わらない対応とサポートを期待しています。

お忙しい中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

  • 取材日時 2015年9月
  • 株式会社ランドスケイプのサイト
  • 記載の担当部署は、取材時の組織名です。

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